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フリマアプリを使ったみた感想
要らないものはリサイクルショップに持っていくというのが主流だった我が家がメルカリに切り替わったのはリサイクルショップに比べて売れる金額がずっと高いからです。
でも、大事にしていたものはできたら友人に譲りたいのですが、もらう方も迷惑かな？と心配になることもあり、潔く捨てたり、リサイクルショップに無料同然で持っていったり、断捨離にはいつも四苦八苦していますう。
夫は、もともとヤフオクは使っていましたが、メルカリには全く興味がありませんでした。
そんな夫も今では、私よりもメルカリを愛用しています。
興味のなかった私が始めたきっかけ
メルカリを始めたのは２０１６年の夏の終わり。
東京から遊びに来た自由学園の後輩が「えっ？使ってないんですか？便利ですよ～。」と教えてくれたのがきっかけです。
それまで、フリマは何度も行ったことはあっても「フリマアプリ」って、宣伝を見る度に「実際使ってる人あんまりいないんだろうな。なんか危なそう。」と勝手に思っていた私。
それで、その後輩が「昔のコミックの付録も売れたんです！」「この写真見てください。このブラウスが５００円で売れたんですよ！」「ちょっと壊れていたものもちゃんとそのことを書いてアップしたら、『それでも欲しい』っていう人がいて。」と教えてくれ、なんかとっても楽しそうな感じがしました。
最初は本とＤＶＤから
まずは本とＤＶＤを売ることにしました。
これまでブックオフに持っていってもＤＶＤも本も１００円や３００円くらいでしか買い取ってもらえなかったのですが、ターシャ・チューダー、ベニシアさん、シンプルライフ系の雑誌、料理本を出してみたら売れる！売れる！なんだこれ！すごいぞ。
まず、ターシャ・チューダーさんのＤＶＤが２，２００円で売れました！
この時、私が感じた一番大きなことは「欲しい人の手に直接的に届いている」ということです。
大手のリサイクル用品買い取りのお店だと、その品物がいくら良い物だとしても欲しい人がそのお店に買いに来るかはわからないから高い値段では買い取りできませんね。
結婚証明書、粉ミルク、売れる売れる
本やＤＶＤで売れそうなものを売った私はどんどん売ろうという気になります。
棚の奥にしまってあった未使用の『結婚証明書』を出してきて「これ、もしかして…。」とメルカリに出品。
実際に売ってる人がいるか確認するといるいる！
しかも、SOLDになっているのが多く、出したら売れそうな予感。
結婚する前に結婚式で使おうと可愛いレースとお花のデザインのものを夫と購入したのですが、式場ですでに用意してあったのでそれを使わずに済み手元にずっとあったもの。
これは結婚式を控えた方がすぐに買ってくれました。
コメントに「きれいで素敵なものをありがとうございます。結婚式で使わせてもらいます！」と書いてくれて、なんか買ってもらってこっちが喜んでるのに、こんなに喜んでくれてメルカリ熱はどんどん高まります。
これまで、未開封の粉ミルク、アウトドア用品、車を購入した時にもらった花柄のハンドルカバー、子どもが嫌がって一度しか使わなかった電動爪やすり、かばん、バーミックスの余分にあるパーツなどを出品し、売れました。
実家の母と姉にメルカリを勧めた
自分が始めて1ヶ月くらい経ったときにＬＩＮＥで実家の母と姉に「メルカリ楽しい。」と送ると、「えっ？やってるの？どう？」と心配そうな、でも、すごく興味がありそうな返信が来ました。
気になってはいたものの、まさか自分の家族がやっていたとは驚きの様子。
後輩の話ややってみての話を送ると、「今度帰ってきた時教えてよ。」と乗り気。
そこで、姉と母がメルカリを始めました。
姉はもともと洋服を買うのが好きなのでいっぱいある洋服を次々に売り、お小遣いを増やしていきました。
母の快進撃
驚いたのは母。
６２歳だった母ははじめはメルカリの使い方に苦労していました。
「商品説明、どうやって書いたらいいか分からない。」
「『いいね』ってどういうこと？」
わからないことをLINEでよく問い合わせてきました。
それでも手放せなかったキタムラのかばん、クリステルの鍋の取っ手、買い替えてしまってもう使えないプリンターのインク（５分で売れた！）などを出品していくと、どんどん売れていきます。
「値段下げて欲しいって言われた。どうしよう？」など、迷う時は姉と母と私でＬＩＮＥで相談しました。
「500円くらいなら値下げてもいいんじゃない？」「リサイクルショップに売っていたらそのかばんも３００円だよ。」と。
それからすぐに母は私の夫同様、私よりもどんどんメルカリを使うようになりました。
もう使わなくなった母の革のカバンを私くらいの人が自分のお母さんのために買ったことがあり、母は嬉しかったようです。
「こんなことがあるんだねー。」という体験をメルカリをやってみることで出来ました。
夫の場合
釣り道具やスポーツ用品を買うのが趣味の夫にも勧めてもはじめは「ヤフオクでいい。」とあまり興味を示していませんでした。
でも、ヤフオクは出品に時間がかかるようで全然物が減りません。
母と姉が私たちの家に来た時に夫に「一度でいいからやってみなよ。私たちもはじめは乗り気じゃなかったけど、結構楽しいよ。」と勧めてくれました。
夫は「だったら僕が要らないもの渡すから代わりに売っていいよ。」と言ったのですが、
それでは全然意味がないよ！とメルカリはただ物を売るだけじゃなくて、
自分が大切にしてきた物を本当に欲しいと思ってる人が買ってくれた時のあの嬉しい気持ちを自分自身で体感しないとダメなんだよ、と説得。
メルカリでコソコソ購入する夫
それからも、「仕事が忙しくてそんな時間ない！」と始めませんでしたが、ある日、夫が私に隠れてクレジットカードでメルカリで買い物をしていることが発覚。
売上金がなくてもクレジットカードやＡＴＭ，コンビニ支払いで買うことができるメルカリ。
夫は4万円相当のものをしかも自宅に直接送らないように交渉していました。
結局は自宅に送られてきて、私が気づいたのですが、メルカリなんて興味がないと言っていたのに実は気になっていたのですね。
夫に聞くと、メルカリで売っていた釣り具で「今すぐ欲しい！」と思ったものがあったそうです。
我が家のメルカリリーダーとなった夫
それから、新品のまま履かなかったスニーカー、釣り具を売っていきました。
はじめは私が梱包のやり方や送料のことなどアドバイスしましたが、だんだん慣れてきた夫。
今では、私よりも慣れています。
夜遅く、会社から帰って来ると売れたものを梱包し、朝出勤前に郵便局とクロネコに寄って出すという生活がパターン化してきました。
２つ売れたら、３つ買うという感じで、ひっきりなしに郵便物が届いています。
我が家に届くものの９５％は夫の釣り具。
大きな家電を買った時にはその段ボールで釣り竿を発送する箱をいくつか作ってストックしている夫。
本当にあの時始めて良かったです。
Amazonでもメルカリの活用方法や使用方法の本が出ているので、他の人がどんな風に使っているか、注意することなどを知るのに一読しておくと良いと思います。
出品する物のサイズがある程度決まっている人は、梱包用の封筒をまとめて買っておくと発送が楽です。
