主婦の生活

幼い正義感を感じた話。2才の娘と喧嘩して保育園に連れていかなかった夫。

2才の娘に手を焼く夫

2才の娘はイヤイヤ期の時期でもあるので、上の子と一緒でないと嫌だと言い、ご飯や服、靴、髪型のことで文句を言ったりします。これって、2才の子にしたら普通のこと。でも、我が家の上の子が静かな子で親に文句を言わず、嫌な時も少し困った顔をする程度だったので、夫は今の次女の言動が許せないようで、「うるせーな!」と本気でキレていることが多々。

「おりこうさん」の長女と「こどもらしい」次女

次女は元気いっぱいで、保育園も大好き、お友だちや先生のことも大好きですごく育てやすい子。ドライバーやブロック、ネジが好きで1才の頃からすでに工学女子の香りがしています。それでいて、運動が好きで、キャラクターものと姉への執着もすごくて、夫にそっくりな性格。顔も含めてすごく似ている2人。私や私の実家の家族からすると、自分達の家族にはなかった雰囲気なので、次女の子どもらしい性格は愛らしく面白く感じます。

逆に、長女は、鋭い観察力があり、とても優しい性格なのですが、私自身と似ている部分が多くて、これからどんな勉強をしてどんな仕事をするのかすごく心配になります。次女の方が、放っておいても自分らしく活躍してくれそうと安心して見られるのは確か。

似ている夫と2才の次女

その次女と夫は、機嫌の良い時はまるで兄妹のように遊んでいるのですが、喧嘩をすると夫は大人げないことをするし、次女もまだ2才なので泣いて、話なんて聴ける状態になりません。次女は、少しわがままなところはあるけれど、「何が嫌だったの?」「どうしたかった?」と訊くと、「あのね、これを着たかったの。」と教えてくれるのですが、夫は「なんでワガママ言うやつにそんなに優しくしなきゃいけないんだよ。」と全く解決を試みる意図は無し。

娘を保育園に連れていかなかった夫

次女の保育園は、夫の会社のそば。毎朝、2人で出かけます。しかし、今朝は、2人ともイライラしたままで、ドタバタ出かけたものの、2分後に玄関が開き、「保育園、パパとは行かないんだってよ。」と次女を置いて、夫は1人で行ってしまいました。泣きわめく次女。結局、保育園に遅れることを電話し、長女の幼稚園バスを見送ってから、私が車で送りに行きました。

夫がキレた理由。お好み焼き事件勃発。

夫がなんでこんなにイライラしていたか考えてみました。今朝、次女は「スパゲッティやだ。おにぎりが良い。」なんて言って、夫を怒らせましたが(スパゲッティもおにぎりも作ったのは私)こんなのは、日常茶飯事。

本当の原因は、夫が出勤20分前から大量のお好み焼きのたねを作り始めたところにあったと思います。夫のお好み焼きは確かに美味しくて、週に1度は作るのですが、今夜は飲み会でもう料理は出来ない。だったら朝のうちに、とキャベツ半玉をフードプロセッサーで千切りにし、長芋をすりおろし、卵と混ぜ、オリジナルのお好み焼きのたねを出勤ギリギリの時間まで作っていました。「別に今日やんなくたっていいじゃん。私が夜やっておくよ。」と言っても、どんな正義感からか分かりませんが、料理に関して夫は「少しでも時間がある時には何か作っておかないといけない。」という義務感があるようで、「いや、作っておく。」と大きなボウルいっぱいに千切りのキャベツの入ったお好み焼きのたねを作り上げました。

次女に当たる夫

そして、次女が靴を自分で履きたがり、なかなか履けなくて時間をくっていると、「いつまでやってるんだよ?ったく、朝ごはん食べるのが遅いからこんなに出かけるのが遅くなったんだ。」と今朝の次女の行動についてグチグチ玄関で次女に文句を言っています。

正義感とパワーはすごい夫

独身生活の長かった夫の家事力は確かに本当にすごくて、平日の朝も私と同じかそれ以上に家事をしています。それでいて体力もあるので、休日は子どもと一緒に水泳やテニスをしたり、地域でスポーツのボランティアをしたり、一見『スーパー主婦』や『イクメン』に負けません。

なのですが、しばし、家事や育児を頑張り過ぎて家族に当たる夫。ママ友には「旦那さんすごいね、良いね。」と言われても、家庭で起きる色んな事件の模様を伝えると「えっ?まじ?大変だね。」と同情されます。よく、マンガに出てくる厳しくて完璧主義の教育ママも、子どもの為に頑張っているとはいえ、夫や子どもにものすごいストレスを与えているからそれに似ているのかな。

夫の場合は、会社の仕事もなかなか大変だと思うので、「だったら、お好み焼き、無理して作らなくてもいいじゃん。」と言いたくなってしまいますが、結婚7年目の経験から、もし言ったら、「せっかく作ったのに何言うんだよ!」と怒ると分かるので、言いません。

何のためにみんなそんなに頑張るの?

家事も仕事も、家族が幸せに暮らすため、自分達と社会が程よくつながるもの、そんなためにあるような気がします。必要ないことでも、楽しければやっていても勿論良いと思います。でも、必要ないことで、頑張り過ぎると、たまに上手くいかないことがあります。自分は大事に思っているけど、周囲はそうでもない時に多いのかな。

意味や価値観が、自分の生活を共有する周囲とズレていると、協力はしてもらえない。いくらそれを「正しい」と主張しても、分かってもらえず、孤独感さえ生まれる。「こんなに頑張っているのに…。」私も若い時はそういう経験をしたので、なんか痛いくらい分かります。

今、周囲が自分に何をして欲しいか感じ取ることも大事だけど、もちろん、そればかりだと疲れちゃいます。

正義感の強い人が慣れないといけないこと

  • 自分にとって「良い」ことが、周りにとってはそれほど「良い」ことではないことがあることを認める
  • 自分が「良い」と思っていることをしたい時は、「自分がただやりたいから」と開き直ってすると楽。
  • 周囲の同意を求めない代わりに、周囲からそれで称賛されることは期待しない
  • 「自分が勝手にやりたいの、ごめんね。」くらいに謙虚にしておく

いくら社会的にものすごく意味があると思うことで、金銭的メリットがあったとしても、まわりがそれに対してどんな反応をするかは別の話です。

ただ、みんな「自分はそれをやりたい。」、そして「応援してもらいたい。」ということ。それには、心と身体に余裕がないとできません。その行いがどんなに素晴らしい賞をもらうほどのことでも、相手を認められる余裕が自分の中にないとできないんです。

実は私も子ども達も「正義感」があって譲れないことがある

「なんで、こんなに良いことをしてるのに全然協力してくれないんだ?」と夫に言われたことがあるし、私も夫に同じように言ったことがあります。でも、それがどれくらい「正しい」ことなんて誰も興味が無いんです。「自分がやりたいこと。」に興味を持って褒めてもらいたかったら、そうやって素直に言うのが一番良いんですよね。

私も子ども達も「今、これやってるのに!もう!」と作業中に中断させられるとイライラすることがあって、そういう時にも「こんなに大事なことをしているのに!」と内心、「どうして分かってくれないの?」という気持ちがおそらく働いているのかと思います。

夫は、帰りが遅いので朝しか家族とご飯を食べられません。だからか、朝食と、その日のための大量のおかずを作って出勤します。朝食の準備と、自分は一緒に食べられない昼と夜のおかずを作ることで、一緒に参加している気持ちになっているのでしょう。

なので、帰宅したら冷蔵庫を真っ先に開け、どれをどれくらい皆が食べてくれたのかすごく気にしています。今日は、夜にお好み焼きを焼いて、「お好み焼き美味しかったよ。いっぱい食べたよ。」と子ども達から言ってもらって反応を見てみます。この夫の食に対するこだわり?正義感?はおそらく義母譲りのものですが、「もっとラフでいいじゃん。」という考えの私からすると大変ですが、この時代によく保持できるなぁと天然記念物並みのものである気もしてきます。