人一倍敏感な子どもとの生活

次女の幼稚園選び、転園した長女の今

幼稚園選びのための「プレ」

今日は次女の幼稚園選びのために幼稚園の子育て広場に行ってきました。

「子育て広場」と聞くと、幼稚園が地域の親子のために幼稚園の園庭を開放して、子育ての相談にのってくれたり、地域貢献の活動のようですが、私が住む地域では、実際は未就園児の親子たちが幼稚園を選ぶきっかけとして、幼稚園の雰囲気を知ってもらうために開いている感じです。

「オープンキャンパス」の幼稚園版でもっともっと簡易版という感じかな。そのいわゆる「プレ」に何回来ているかが願書提出に重要になる幼稚園もあるし、公立のこども園なんかは本当に「また遊ぼうね~」という感じで、地域の親子がそこに入園することは関係なしに温かく迎え入れてくれるところもあります。

私立の場合だと、定員数の園児の確保は重要だし、親の方も自分の子どもがどこの幼稚園に入れるのか1から情報収集をして、あっちこっち見て選び、2才から3才の春~夏が忙しいとは子どもを産んだ時には知りませんでした。

幼稚園によって「親が卒園生」「在園児に兄姉がいる」などの優先枠があって、しかももともと定員数が8人等と少なければ徹夜して並んでもそこの幼稚園には通えないんだから、他の策も考えないといけません。

次女は今、保育園に行っていますが、年少からは幼稚園に行かせたいので、今日は長女が前に通っていた幼稚園のプレに行ってきました。本当は今、長女が転園して通っている幼稚園に次女も通わせたいのですが、人気の園で希望者は赤ちゃんの頃から提携している託児所や習い事に通っていて、そういう子達が優先になるようで、我が家は優先順位では低い方なので難しそう。

転園した長女の今

長女は4月に転園しました。前に通っていた幼稚園は自由遊びの時間が多く、遊具も多くて、園庭も広く、長女とは違うタイプの次女は運動も好きだし、合ってそうだと夫と話していました。

長女も「どっちの幼稚園もMちゃんにはきっと楽しいよ。」と昨日、靴をはきながら玄関で話していると「でも、もし、またいじめられたらどうする?」と長女が続けて言います。

私はびっくりして「え?いじめられたの?前の幼稚園で?」と聞き返すと、「ううん、あ、忘れちゃった。へへへ。」と話をそらした長女でした。

長女は前の幼稚園で、園に行きたがらない時期があって、親もどうにかして幼稚園が楽しくなるように色んな努力をしたのですが、結局本人の希望で年長から転園しました。具体的に何が原因だったか親は分からないのですが、「新しい自分になろうとしている」娘の気持ちを強く感じたので、別の幼稚園に行かせることに。

同時に、原因は分からないけれど、これ以上辛い思いはして欲しくなくて、市内では人気の手厚い幼稚園にしました。幼稚園が変わって、長女はどんどん元気になっていきました。優しい先生やお友だちからの影響ももちろんあるだろうし、もともと持っていたと思われる色んな良いところが出て来て、「環境」がいかに大切であるか実感。

今は毎日が楽しくて、「前の幼稚園も楽しかったな。」とよく言うようになりました。「今」が楽しいってすごく大事なんですね。過去のことも肯定的に考えられるようになるなんて。そんな時に、「いじめられた」発言。

娘の「しまった!」という顔が、「触れて欲しくない」と言っているので、それについてはそれ以上触れませんでしたが、時間が経つと分かることが色々あるんだなという私の感想。

複雑な構造の中で問題を解決するのは困難。でも、「環境」なら変えてあげられる。

そして、あの時、とにかく環境を変える決断をして良かった。よく「いじめ」のニュースで、「クラスの担任は知ってたか?」とか「どうして学校で解決できなかったのか?」とあるけど、今回娘のケースを考えて、いじめが日常化していたらもうクラスや学校内で解決するのは難しいと私は思いました。

先生も悪気は無いと思うけど、状況をよく把握していない先生のちょっとした発言や動きは、いじめられている者にとってはクラスメイトの嫌がらせ同じくらい恐ろしいものだったりします。そして、その複雑な構造を中にいる先生が理解できるはずが無い!と私は思ってしまう。

連絡帳に5回書いてもダメならもうそれはダメだと思う。今の幼稚園は連絡帳に気になっていることを書くと、担任の先生とそれ以外の先生たちの印鑑が計4~5個押されて戻って来て、電話もすぐにかけてきてくれます。前は担任の先生の印鑑だけで(まあ、それでも解決するのなら良いんだけど)問題に担任の先生が深く関わっていることだと余計厄介なことに。

厳しくない親の私がすべきと思うこと

何をするべきか?そんなに行きたがらないんだったらまず休ませる。それで、先生がかけてくる言葉を聞きながら、先生を頼って行けそうだったら行かせる(年少の時はこれでうまくいった)。先生を頼るのが怖くて、それでも無理やり行かせてみたら、きっともう次は二度と行けないと思う(年中はこれに似ているパターン)。

そして、環境を変えられるのなら幼稚園の転園や学校の転校を考える。

でも、親の負担が大き過ぎて変えるのが難しかったら(小学校や中学を変えるには公立だと越境の問題があって一般的には厄介)、経済的に許す範囲で、幼稚園や学校に通えなくても同じことを学べるような場所を探してそこなら問題なく通えることを子どもに体験させる。もちろん毎日朝から晩まで、親の頭の中に「いつになったら普通の幼稚園や学校に行ってくれるんだろう?」とハテナはいつもいつも存在しています。

でも、その問いに答えられる人は誰もいないんだと私もやっと分かりました。

オンラインで勉強を学ぶのも良いし、習い事でも塾でも良いし、おばさん達のお茶を飲んでるサークルでも良いから、とにかく幼稚園や学校という小さな社会で孤独になったからと言って、「社会」から切り離されることのないようにする。

それで、いつでも同じような年代の子達の学ぶ場に戻れると、私は考えている。「休んでいる」ことがきっかけで、体力が落ちたり、勉強が遅れたり、友だちがいなくなるマイナス面が無ければ、そんな嫌な思いをする「学校」にわざわざ行かなくてもいいじゃんと思います。

でも、この場合、親への負担が大きいので、徒歩で無償で行けて「友だち」「勉強」「給食」のある学校に楽しんで行ってくれたらそりゃあ、ありがたいことですが。

実家が近かったり、もともと乳児の時からの友だちが幼稚園や近所にわんさかいれば、特に悩まず高校くらいまで地域で人間関係に恵まれて育っていく人も多いと思う。でも、地方にいる核家族。

子どもが幼稚園や学校で元気にとけこめないと、親子でその地域につながっているのが憂鬱に感じることも。そういう時はちょっと違う関係の仲間やつながりの中で自分達を元気にしていくのも大事だと思う。公的にフォーマルな部分で仕事や学業がうまくいくことはこの上ない安定の基。それに増す喜びは無いと思う。でも、同時にインフォーマルな趣味の友だちや昔の友だち、オンラインでつながる仲間、そういう人から元気や知恵をもらうことも命綱になる。