長女は生まれた時からとてものんびり屋で体力が無く、今もそんなに食べないし、体型が華奢。
生まれてから10年経って、色々大変なことはあったが、
今思うと
どれも私や夫が子供について理解ができていなくて
自体を大変にしていたことが多いと感じる。
今は、子供自身が説明をするようになったし
子供ができることが増えた。
優しい性格だから「口ごたえ」を全くしてこなかった長女。
他の家では「うるさいな!」と親に向かって言ったりするらしいが
私や夫がガミガミ言っても下を向いて黙っている。
「何か考えているんだったら言ってよ。」と私が言っても
何も言わない。
私は本当に娘は何も考えていないのかと思っていた。
先日、また私が何百回も言ってきた同じ文句を
長女に言っていたら
「ママ、もう何回も聞いたことあるから知ってる。」と
長女が初めて言ってきた。
「えっ?知ってるの?言っても言っても分からないんだと思ってたからママ今日も言ってるんだけど。」と私が言ったら
「ううん、もう全部覚えているから。どうして勉強も習い事も頑張らないといけないか全部わかってる。」と長女が言って
私は初めて本当に長女が私の話を聞いていたことを知った。
だったらはじめから「それ、この前も言ってたよ。」と言ってくれたら良かったけど
言わない、言えない何かがあったのかな。
とにかく親は子供のことが分からない。
一生懸命子どものことを知りたいと思うけど、
一緒にいても、まだまだまだまだ見たことのない部分がいっぱいあって
それに、年齢や環境によって子どもって本当に変わっていく。
毎年違う子と接しているように思うこともあるし
あの小さかった子が今ここにいるんだと思うこともあるし、
親として子どもと一緒にいるのって不思議だと感じる。