子育て

長女の小学校入学。田舎の小さな小学校の良さと物足りなさを感じながら。

幼稚園を卒園し、小学校へ

幼稚園の時は年長で別の幼稚園に転園した長女。思えば、最初のマンモス幼稚園を選んだのも「小学校やその後の人生でもまれて大変になる前に小さな頃から鍛えられた方が良いだろう。」という私と夫の考えからでした。これは、人一倍敏感な子どもである娘にとっては逆効果となった私たちの誤算でした。もし、そのマンモス幼稚園が家の近所にあったり、上の兄や姉が通ったことがあったり、知っている友達が何人かいれば、もともと人気の幼稚園だし、問題ないと思うのですが、長女の場合はとても難しかったです。それで、各学年3クラスはあるものの、手厚いサポートで人気の幼稚園に転園させ、娘は生まれ変わったかのようにのびのび元気に、時にはリーダーシップのようなものまでも発揮し、1年を過ごしました。

娘はこの幼稚園を卒園するときは、本当に寂しそうでした。でも、先生方も「小学校でも大丈夫だよ!新しい先生やお友だちがいるよ!」と励ましてくれ、娘も「小学校でもがんばる!」と前向き。そして、入園式を迎えました。

田舎の小さな小学校

娘は地方の小さな小学校に通っています。1学年1クラスか2クラス。校舎も古く、やっと最近和式トイレから洋式に工事されたようです。私自身はわりと大きくて新しい小学校に通っていました。中学受験する子や都内の劇団に入っている子もいたり、同級生のお母さんが時々テレビに出ていたり、やっぱり少し都会だったんだなと感じます。なので、娘には失礼とは分かりつつも「校舎や設備が古いね。」などとつい言ってしまうのですが、娘自身は全く気にしていない様子。神経の細い娘にとっては、アットホームな雰囲気の小さな小学校は合っているのかもしれないと感じます。

田舎の小さな小学校の物足りなさ

とは言え、親は色々物足りなさを感じてしまうのです。たとえば、学童。市内でも別の小学校では地域の人達が来て文化的なことを指導してくれたりするようですが、うちの小学校ではパートの支援員さんがいて、宿題をさせるか外で遊ばせるくらいで、特に楽しいアクティビティは無し。都会では、民間の学童が増えていますが、ここではそういうものは英語のKIDS DUOくらいで、選択肢が少なくて「やっぱりここは田舎だな!」と悔しくなったりします。

ここで自分なりにがんばるしかない

昔、知り合いの人に「都会でビリでも、田舎に行けばトップ。」という話を聞いて、これは極端な表現ですが、確かに進学校でビリでも、一般校ではそこそこだったりしますよね。こういうことなのかな。だったら幼稚園選びのときに私たち夫婦が選んだように、大人数のパワーのありそうなところに娘を放り込んだ方が良いのでしょうか。頭の良い子が多いところにいれば、自然と本人もやる気を出し、学力も伸びるものなのでしょうか?うーん、分かりません。

それに、引っ越しをして、小学校受験でもすれば、また別の話ですが、現実的に考えて、小学校を簡単に変えることはできません。幼稚園とは違う話。物足りなくても、辛いことがあっても、自分のペースでがんばっていくしかないのです。「物足りない」なんて私も言いながら、それでたまたま学力競争の激しい地域の小学校だったら「もっと小さな小学校が良かった。」と言っていることでしょう。私は単純なので、「こういう環境にいたら、こんな風に成長できそう。」とすぐに考えてしまう悪いクセがあります。これは、うちの長女には単純には当てはまらない理論で、長女の場合は、「成長」は二の次で、まずは自分がリラックスできて、居心地よいと思える場所でないと、頑張る気持ちになれない。余裕ができてやっと本人の本領発揮のタイミングがやってきます(かなり遅いタイミング)。

なので、小学校くらいならこれくらいのんびりしている環境でも悪くないのかな、娘の繊細さを考えればありがたい環境なのかもしれないと感じたりもします。

通学団・縦割りの良さ

小学校は、通学団で登下校。これは、娘にとっては良かったと思います。ちょっと下校の様子を見た時には上級生のお兄ちゃんお姉ちゃんが話すことをニコニコしながら聞いていて、帰って来てからも「5年生の○○ちゃんがね、」と嬉しそうに話してくれたりします。まだランドセルの重さに慣れないようで、だいたいは疲労感いっぱいの顔で帰宅する娘ですが。

小さな小学校なので、縦割りで行事をしたり、掃除をしたり、上級生の名前を知る機会がけっこうあるようで、そういうのも娘は嬉しいようです。習い事で一緒のお姉ちゃんたちに小学校で再会できた時もすごく嬉しそうでした。

子ども会のイベントも多く、PTAも仕事がいっぱい。子どもが少ないと、役員まわってくる回数が多く、大変だということ。小学校に入学してみると、これまでは知らなかった地域の色んな人の役割を知るようになり、自分もできる部分では力を出したいとも思いつつ、根本的にこのシステムはどうにかならないのかな?と考えてしまう部分も。まだ1年生で役員はまわってこないので、今は地域を観察しながら、子どもの毎日を見守ろうと思います。