市内で人気の幼稚園を実際見に行って転園を決めた

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転園先の幼稚園との出会い

長女が年中の時、不登園気味になり、毎日そのことで頭がいっぱいでした。

親子で色々な活動に参加しながら、「幼稚園でがんばろう。」という気持ちになんとかなっていましたが、毎日これで本当に良いのか腑に落ちない自分もいましたああ。

このように長女の幼稚園生活がなかなか大変だったので、次女の幼稚園選びはもう少し視野を広げて選ぼうと、市内で一番人気の幼稚園に興味を持ちました。

このB幼稚園は、市街地が少し離れた場所の閑静な住宅街にあります。市街地に住んでいる家庭の子ども達が多く通っていて、授業料や入園費が市内の幼稚園の中では一番高いのですが、その教育や保護者へのサポートは市内でも評判が良く、誰もが知っている名前の幼稚園でした。

特に市街地の駅そばにある可愛らしい建物の託児所はこの幼稚園の系列で、幼稚園が休みの日や夕方のお預かりが終わった後でも幼稚園からバスでこの託児所に移動し、そこで夜まで軽食を取って過ごさせてもらえるなどのサービスが充実。

この人気のB幼稚園に入れるには、入園前から系列の託児所を利用しているか、幼稚園に通う前の年に「プレキンダー」のクラスに週1回通うかなどで優先枠に入る必要がある。優先枠とは別に地域枠もあるが、それも何かつながりが必要そうな感じ。

たまたま近くを通ったので、「ここが人気のB幼稚園か。外観は普通だな。パンフレットだけもらっていこうかな。」と、インターホンを押して資料だけもらおうと訪問。園長先生が出てきてくれて丁寧に案内をしてくれました。

長女の通っている幼稚園に比べて、日差しが多く入り、木造の建物が温かさを出している。廊下も温かく、先生方は会う日と会う人笑顔で挨拶をしてくれる。

こんな素敵な幼稚園、できたら長女に通わせてあげたかったな。運転が苦手だった私は熱が出た時などに迎えに行くのに遠い幼稚園は最初から候補に入れていなく、距離のみで幼稚園をほとんど決めていました。

共働きで教育意識の高い家庭が子どもを入れてるイメージだったので、お勉強系かな?と思ってたけど、子どもの様子はとても自由な感じ!園内は静かで落ち着いて、とにかく空調がちゃんとしてる。

次女の幼稚園選びにちょこっと訪問した人気幼稚園だったのですが、これは繊細な長女に今更ながら通わせてあげたい幼稚園でした。

むしろ元気活発の次女は、長女の通っている冬でも半袖半ズボンを奨励するマンモス幼稚園でも元気にやっていけそうです。でも、長女はきっとこういう場所でニコニコ過ごしたかったはずだと、この幼稚園に長女が入園したらどうだったかなど要らぬことを妄想していました。

たまたま空きがあって年長からなら転園可能と言われる

突然インターホンを押した私に園長先生は親切に園内を見せて幼稚園のことを色々と説明してくれました。

「臨床心理士」の先生が毎月来てくれることや、英語の先生が常駐していることなど、「いいな、いいなー。」と思いことばかり。

でも、実際に入園となると提携している託児所の利用者が優先されるので、「毎年多くの願書をいただくのですが、残念ながらご希望通りに入園していただけないご家庭も多くあるんです。」と先生からもなかなか入園はハードルが高い現実も教えていただく。

ああ、託児所に通わせれば入れるのか。その託児所に入るのも人数が多くて、なかなか大変だと聞いたことがある。じゃあ、この幼稚園にはやっぱり我が家の子は通えないのか。

そんな時に、園長先生から「けっこう海外赴任される家庭が多いので、今度の年長さんなら空きがあるんですがね、年少さんクラスは毎年いっぱいで。」という話が出てきました。

「今度の年長さん?というのは、今の年中さんですよね。我が家の娘も年中なのですが、転園を希望すれば可能ということですか?」とお尋ねすると、「年中さんのお姉さまがいらっしゃるのですね。はい、一度ぜひお子さんと一緒に見にいらしてください。」と次女の幼稚園選びから長女の転園に話が変わりました。

その時の私は心の中でドキドキ興奮していました。あのB幼稚園にうちの子が?もし、上の子が入れば、姉妹枠で下の子も?まだ転園が決まってもいないのに、勝手に妄想を膨らませました。

しかし、この幼稚園を実際に見たのはまだ私だけで、夫や子ども達はどう感じるかわからない。それに、入園金や制服のお金だって、払うことになる。

本当に子どもが希望すればもちろん転園させるつもりで私はいるけれど、まずは家族の反応を見ないといけない。

家族とB幼稚園を見学

次の週に長女と夫と一緒にB幼稚園を見学しました。

B幼稚園は、長女が通っている幼稚園よりは敷地面積は狭いのですが、パッと目立つ可愛らしいエントランスと市内を走る園バスのデザインが特徴的で人々の目に付きやすい。遊具も数は少ないものの子どもが好きそうな冒険心をそそるものがありました。

長女にとっては、初めて行ったB幼稚園。名前はなんとなく聞いたことはあったけれど、全く関係のなかった別の幼稚園。

長女は1週幼稚園を見学し、各クラスの子ども達の様子も見て、幼稚園の玄関に戻り、

「ママ、ここに幼稚園変える。」としっかりとした感じで言いました。

物事を決める時、慎重な長女は大抵、「うーん。」と首を傾げる癖があります。

この時は、即決。長女が自分で「安心できそうな場所」だと感じられたのだと私は思いました。

一緒に見学をした夫は、夫の職場ではこのB幼稚園に通わせている家庭が多いようで、時々名前を聞く幼稚園だったので前々から興味があり、今回初めて幼稚園を見学し、夫自身も気に入ったようでした。なので、長女が「この幼稚園に来たい。」と言った時には、夫も「うん、パパもB幼稚園、すごく良いと思うよ。」と娘に話していました。

これで長女の転園が決まりました。

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