ジュニア専門コース(J専)は、音楽の総合的な力を身につけられるコースで週に2回ヤマハに通います。1回は60分のグループレッスンでソルフェージュやエレクトーンでアンサンブルを学び、もう1回は30分の個人レッスンです。個人レッスンは普通のピアノ教室と同じようにピアノかエレクトーンを選び、専攻した楽器の演奏技術を習得します。
同じコースには、ママさんがヤマハ出身の親子さんもいて、話を聞いてみると、そのママさんに色々なヤマハの事情を聞きながらなんとかやっているという感じです。
「1年で一番忙しい時期、がんばりどころ、少し休んでいられる時期」などをヤマハ経験者の方はよく把握されていて、「これが終われば◯週間は少し休めるよ。」などと気持ちのペース配分などを教えてもらいました。
小学1年生の娘が、ヤマハのJ専に進み、一番苦労したことは楽譜を書くことです。
色々と便利なグッズを駆使して取り組みました。
音符や線を書くのももちろん、「こんな感じのメロディにしたいな。」と自作曲のためのモチーフが思いついても、どんな音符で、どんな記号を使って表したら良いか分からず、次のレッスンで先生に聞くまでに時間がかかってしまうという事態が多く発生。
「子供が考えるけど、実際に楽譜に書いてるのは親かなー。」という家庭もあり、子どもの思い付いた気ままなモチーフを楽譜におこせるのなら、私もおこしてあげたいと思ったものです。
私と同じく音楽素人の夫は「こんなことに時間をかけるのって効率悪くない?ピアノをただ練習するのじゃダメなの?」とよく言いました。
娘もレッスン中は楽しそうですが、家ではもっと本を読んだり、折り紙をしたり、好きなことをしたいようで、作曲の作業についてはだんだん人任せな態度を取るようになったので、私もイライラ。
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J専のレッスンは楽しいらしい
家では「やるの?やらないの?」と娘がなかなか課題を進めないので、親子で喧嘩することが多いのですが、ヤマハはレッスンが楽しいようで辞める気はゼロでした。
娘は、J専のグループのメンバーに恵まれ、男女でエレクトーン専門の子もいれば、ピアノ専門の子もいて、得意な分野もそれぞれあって、親同士でそれをすごくありがたく感じています。
小学1年生でこのような良い刺激を与えあえる豊かな人間関係はなかなか他の習い事ではすぐには築けないだろうと、私も「ヤマハは大変」と思いつつ、そのあたりが「がんばりろう。」と思わせてくれるのかなと思います。
とにかくやることが多いJ専
小1でひらがなを小学校で習っている子ども達がこなすには、あまりに多いタスクだとはじめは思いました。
でも、先生は当たり前のように練習曲を何曲もホワイトボードに書き、それに加え、変奏やアレンジ、作曲の宿題も複数追加。もし、1週間ちょっと忘れていて、ぼーっと過ごしてたとしたら、前日に全部急いで片付ければ良いという感じのものたちでもないので、娘にはできることからどんどんやるように毎日言っています。
やることリストを作った
母子共に負担が少なく効果があったのは、ピアノのそばにホワイトボードを貼って、そこに今週やるべきことを書き出すことです。今は小さなホワイトボードを4つ購入。この方法が我が家にはとても合っていました。
以前は、このような大きなホワイトボードはリビングに置いていました。子ども達が字の練習をするのにも使えてその時期は活躍していました。でも、マンション暮らしにはちょっと場所を取るので、語学教室をしている友人に使ってもらうことにしました。
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