子育て

年長で転園した娘が始業式、入園式、1週目をどんな風に過ごしたかの話

年長からの転園

女はこの4月に別の幼稚園に転園しました。

夫と私は真面目過ぎておとなしい娘に「活発」な子になってもらいたいと思い、ぱっと見元気いっぱい自由な感じの幼稚園に入園させました。

親子で仲良しの友達もクラスにいたものの、月に何度か幼稚園に行けない日があり、せっかくバス通園しているので車で送り迎えする日も週のうちに何回もありました。そんな甘いことするつもり無かったのですが、泣いて泣いてとても不安そうなのでいたしかたなく…。

やるだけのことはやった

その環境の中でとにかく娘が幼稚園を楽しめるように私自身出来る限りの努力をしました。

  • 本人がしたいと言った幼稚園の中での習い事をさせて、親子で毎週参加
  • 週に何回かはバスではなく、園まで車で迎えに行って様子を知るようにした
  • 連絡帳に気になることを書くようにした(尾木ママがテレビで大事だと言っていたので)
  • クラス委員を引き受けた

環境を変えずに努力次第で状況が良くなるのなら人は努力を続けられますが、この幼稚園の問題は努力だけでは解決できない気がしてきました。

夫にも「運動ができないから仲間に入れてもらえないんだ。縄跳びを毎朝やらせよう。」や「ダサいから友達の輪に入れないんだ。可愛い髪飾りをつけてあげよう。」と言われ、それもやってみました。

転園先の幼稚園との出会い

そんな2年目、今2歳の次女の幼稚園選びを始めた時にたまたま行ったのがB幼稚園です。たまたま近くを通ったので、「ここが人気のB幼稚園か。外観は普通だな。パンフレットだけもらっていこうかな。」と、ピンポン押して資料だけもらおうと思ったら、園長先生が出てきてくれて丁寧に案内をして下さいました。

市内では人気ナンバーワン、学費も一番高いけれど、入るには提携している託児所や習い事などに通わないと入れないらしく、私には縁のなかったB幼稚園。だいたいバス通園できますが、運転が苦手だった私には熱が出た時などに迎えに行くのにちょっと遠いので、長女の幼稚園選びの時には候補にはもともとありませんでした。

共働きで教育意識の高い家庭が子どもを入れてるんだろう、お勉強系かな?と思ってたけど、子どもの様子も自由な感じで普通。園内は静かで落ち着いて、エアコンもついているし、これはもしかして次女ではなく、長女向きだったのでは!?とハッとしました。

たまたま空きがあって転園可能と言われる

園長先生から「臨床心理士」の先生が毎月来てくれることや、英語の先生が常駐していることなどを聞きながら、年長なら空きがあるということを聞きました。転園可!?どうしよう!?次の週に娘と夫も一緒に見学をすると、長女は「ママ、ここに幼稚園変える。」としっかりとした感じで言うのでこれは本気だと親も分かります。夫は職場でも時々名前を聞く幼稚園だったので興味があったようで、転園には前向き。

私も長女の幼稚園選びの頃はペーパードライバーでしたが、最近はそのB幼稚園の近くまで買い物に行ったりもするようになっていて、車での距離は問題無し。

実際に入園してみて

それから、転園の手続き、面接をして、元の幼稚園では退園手続き。色んな気持ちが交錯しましたが、結果的にどんな風になっても、この瞬間にこの選択を娘のためにするということを後悔することはないだろうと思って、進めていきました。

入園してみると知らなかった色んなことが分かります。

幼稚園って、一般的には3年間同じところに在籍します。でも、色んな幼稚園に一年ごとに在籍することができるのならそれはそれで親子にとって勉強になると思うくらい、その地域のことや色んな親子のことを知る機会になります。

子どもはどこも同じ。先生と保護者が違う。

まず先生が違う。これは経営によって変わるんだと実感。どこの幼稚園にも色んな性格の先生がいて、それが個性で良いのですが、経営がうまくいってる幼稚園は余裕のある先生が多いです。B幼稚園はクリーンスタッフやリトミック、体操、英語などが専門のスタッフがいるので、担任の先生が全てやらなくて良くて、子どもの様子をしっかりみてくれます。担任を持っていない先生が多くいるのも、先生たちの余裕につながっている様子。子どもも自分を見てくれる大人が多いとすごく安心します。

そして、親が違います。はっきり言って、子どもはどこでも色んな性格の子がいて、「この幼稚園だから」っていうのはよっぽど特別なところでない限り感じません。だけど、似たような親が集まるんだと感じました。

「経済的な理由でここでないとつらい。」

「親がすごく心配性なので手厚いサポートが欲しい。」

「子どもの教育に興味がある。できるだけ色々やらせてくれるところ。」

「忙しいので、できるだけ親が楽をしたい。」

幼稚園を選んだ親はママ友と「子どものことをよく考えてくれそうだよね!」とか「優しい子になって欲しいな。」とか話しますが、本当は上記の4つのようなことがすごく重要なんですよね。でも、それを口に出すと自分がすごく教育ママに見られたり、他の幼稚園を下に見るような感じになるので、言わないとは思いますが、幼稚園に入れてみると「やっぱりみんなそうなんだな。」と同じ幼稚園に入れた自分との共通項を感じたりします。

1日目「友だちいないけど、寂しくない!」

年長の娘は始業式から登園し、3日後の入園式にも年少さんたちと出席。

始業式はバスから降りると「今日は一人で遊んだー、友達いないから。」と割り切った感じで話していました。「まだ友だちいないけど、全然寂しくなかったよ!」と言っているのが印象的。転園したきたので、クラスのお友達が片付けのやり方を教えてくれたり、担任の先生の名前など色々楽しいことはあったようです。

翌日はバスから降りると「水筒置くカゴが無くて、どうしたら良いかわからなくて、泣いちゃった。」と言ってきてので、心配したものの、園庭でみんなでサッカーをしたと教えてくれました。

転んで泣いたりしたようですが、なんだかそのサッカーをしたのがすごく楽しかったようです。色々話を聞いてみると、体操の若い男の先生がいて、その先生に心を開いたようで、その夜もずっとその先生の話をしていました。本当はクラスに大好きな友達が1人か2人できたらいいな、と親としては思っていましたが、外遊びを盛り上げてくれる先生の存在もありがたいです。

まだまだ始まったばかりだけど、幼稚園が楽しみになった娘

入園式は担任の先生とも色々お話しでき、式では娘が大好きな体操の先生の時間があり、大盛り上がり。キャラクターショーやプリキュアのショーを観る時よりも目がキラキラして、掛け声も信じられないくらい大きな声。娘はもともと女の子らしい性格で、うじうじしてるところがあると思っていたら、みるみる元気になってきて、環境というものは大きいなと感じました。

先生の効果はいつまで続くか分かりませんが、最初のきっかけとしてはありがたいです。

連絡帳のやり取り1つを取っても、担任の先生だけでなくて他の3人の先生(園長、副園長、看護、教務、主任など)の印鑑も押されていて、これは親はすごく安心しました。前は連絡帳を書いて、担任の先生が見て返事を書いてくれますが、やっぱりその担任の先生のクラスのことなのでなかなか書きにくいこともあるし、いくら書いても解決しないこともありました。

唯一、バスには教育のスローガンみたいのが貼られていて、そういうのを私はあまり好きじゃないのですが、きっと理事長とかの趣味かもしれませんね。自分が働くわけではないので、そういうことを気にしないというのも大事ですね。

英語の先生も常駐していて、他の子達は年少からやってるのに対して娘は「分からないこといっぱいだった。」と言っていましたが、「でも、楽しかったよ!」と前向き。それも、親としては嬉しいです。あと数日ではじまる給食。これもかなり心配ですが、いっぱい身体を動かして少しでも完食の日が増えるといいな。