劇団四季『はじまりの樹の神話』を親子で見て

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先日、劇団四季のファミリーミュージカル『はじまりの樹の神話』を子供たちと観てきました。

夫は仕事だったので、3人でチケットを取りましたが、家族で観られたら良かったなと思う素晴らしいミュージカルでした。

劇団四季『はじまりの樹の神話』ストーリー(劇団四季公式ページから

時を超えて、つながる物語。

時空を超えて、遠くからやってきた者と出会い、気づく自分の生きる場所。

ミュージカルの登場人物一人一人の気持ちが温かくて・・・

涙がもう止まりません。

「生きるって」というこのミュージカルのメッセージ。

最近何のために生きてるのか分からなくなっていた私に深く深く沁みました。

音楽と言葉、これが人の心に届くのがミュージカル。

歌って、音楽って、言葉って、素晴らしい。こんな力があるんだと圧倒します。

大切な誰かと笑い合って

泣きあう。

それが生きるってこと。

そうなんだ、生きるってそういうことなんだ。

大人の私がそのシンプルな言葉に教えられました。

小3の娘は、『こそあどの森』の本を数冊読んでいたので、

「あ、トマトさんだ!ポットさんもいる!!」

と本の中でしか知らない人たちがステージで歌ったり、喋ったりしていて、それだけで感激していました。

年長の妹は、「怖そうだから嫌だな。」と消極的でしたが、

ミュージカルが始まると、スキッパー、ハシバミ、ホタルギツネ、双子ちゃん、森の住人たちを見て、「あの双子のどっちが私?」と聞いてきて、

「小さな方だよ。」と言ってみると、「うんうん、この劇面白い!」と最後までしっかり見ていました。

このミュージカルを見た大人はきっとハシバミの言葉に何か感じたと思います。

「サユル タマサウ ココロ」── 自分の命はすべて周りの命とつながっていて、大昔からもずっとつながっていること

『はじまりの樹』 ハシバミの言葉

小3の娘はスキッパーとホタルギツネの友情に涙していました。

コロナで開演が心配されましたが、なんとか観ることができて良かったです。

チケット取る時も「もしかしたら、またコロナ感染者が増えて中止になるかもしれないし、やめようかな。」と考えました。

でも、今の子供たちのこの年齢の時にどうしても一緒に見たくて。

こういう素晴らしい機会がどんどん遠ざかっていってしまう大変な時代。

健康が一番なので混み合うところには行きたくないですが、人生に大事なエッセンスがどんどん抜けていくのが悲しい。

「生きる」楽しみ、大変だけど幸せであること、そんなことを音楽やミュージカルはいつも教えてくれるんですよね。

コロナ1年目は、「遊びに行く誘惑がない分、ピアノの練習や勉強が捗る!」なんて安易に考えていましたが、それが1年以上続くとね・・・。

遊んだり、感動したり、とびきり良いものに触れたり、いろいろな機会も大事にしたいです。

私自身は3年くらい引きこもっていても、結構平気。

大人はインターネットと美味しいものが食べられればいいけれど、

子供は子供である時間が限られているんですよ!

劇団四季『はじまりの樹の神話』のパンフレットにはテーマソングの楽譜が載っていて、

早速姉妹でピアノで弾きながら歌っていました。

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