ヘルパンギーナに大人がかかるとインフルエンザより辛かった。

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子育てをすると、風邪の種類にも詳しくなる

子育てをしていると、キャラクターの名前、童謡、テレビ番組など、それまでには全く無縁だった分野の情報がどんどん入ってきます。そして、子どもがかかる病気の名前についても随分詳しくなりました。

夏になると有名なのは、アデノウィルス、プール熱、手足口病、ヘルパンギーナ。

今年の夏にかかったのはヘルパンギーナ

我が家は今年、ヘルパンギーナにかかりました。

月曜に長女の幼稚園から電話があり、「熱が39.6度あるのでお迎えに来てください。」と言われ、急いで幼稚園に。保健室で給食を3分2くらい食べて、保健の先生とおしゃべりしていました。「こんなに熱が高いのに、自分でトイレに行ったり、ご飯も食べられてびっくりしました。」と先生が言ってくれたくらいこの時はわりと元気で、午後に小児科で血液検査をしてもらったところ何も以上も無く、「2日くらいで熱も下がると思うよ。」と言われそのまま帰宅。夜はさすがにうなされていたので、カロナールを飲んで寝かせました。

翌日は37度台に下がり、少しずつ元気になりました。「ちょっと喉がイガイガする。」と言ってましたが、それも大したことない感じ。その次の日の水曜日までは大事をとってお休みしましたが、順調に回復しました。「ただの夏バテだったのかな~?」みたいな感じで。

長女から次女へ。

その日の夕方、次女が発熱。39度。また1日で熱は下がるかな?と思いきや、翌日の昼頃からまた39.5度までどんどん上がるので小児科へ。血液検査で異常は無く、「お姉ちゃんのがうつったのかもね。同じようにすぐ元気になるよ。」と言われ帰宅。熱は下がってきたのですが、「いたいいたい!」と口に指を入れて、喉がめちゃくちゃ痛い様子。牛乳以外、大好きなケーキもチョコもお菓子もアンパンマンのジュースも飲めませんでした。

いつもは姉の分まで横取りして食べる次女。この時は長女が食べているおやつを見ながら、泣いて「いたいの。たべられないの~!」と悔しそうに泣いていました。こんなに切ない場面はなかなか見たことないです。

次女は熱が下がっても喉が痛くて、お腹は空くのに食べられず機嫌が悪いので、保育園もその週はお休みにして、翌週の月曜から復活で行きました。

家族全員が発熱。サバイバルの1週間。

さて、問題はここから。木曜の昼に次女と小児科から帰る車の中で、なんか足が痛くなってきた私。頭も痛い。筋肉痛が。なんだ、これ?帰宅して念の為に熱を測ると、39度。正午頃、夫に電話すると「なんか熱出て、今家に向かってる。」と夫も同じ頃に発熱した様子。

これからは夫と私は全く同じように熱が上がり、倦怠感に襲われていきました。2人とも、何も食欲がなく、寝ていてもだるいけれど、子どもの幼稚園の迎えやお風呂、食事のお世話などしなくてはいけなくて、5分ごとの作業を交代で行う感じで、本当に結婚以来こんなサバイバルな2日間はありませんでした。

高熱の後に、喉の痛みが来る。これは、絶対にヘルパンギーナだと確信。だけど、子どものヘルパンギーナに比べて、大人のヘルパンギーナは倦怠感がヤバ過ぎ。私の中では、インフルエンザレベルを超していました。夫もインフルエンザの時でも食欲はあるのに、この時は全く食べられず、ひたすらゼリー飲料。頭痛もすごくて、こんなに痛い頭痛は人生のトップ5頭痛に入りそうな感じです。

大人がかかると大変なヘルパンギーナ

スマホでヘルパンギーナのことを調べると、やっぱり大人がかかると重症化し、入院する場合もあるという記事がちらほら。確かに、夫と私も何も食べられずしんどくて「点滴」できたらいいのにね、と話していました。でも、両方がダウンして、子ども達もいるし、できたらこのまま自宅で回復したいとできる限りのことをやりました(効果があったかは分からない)。ちなみに、私の風邪の時の対処は、湯たんぽ、冷えピタ、ゼリー飲料(脱水予防)の3つです。

実家が遠くて親の年齢も高齢なので、こういう時は本当に大変です。仮に私の方の母なら、出産等よっぽどのことなら来てもらえると思いますが、あまり身体も強くないので、こんな感染力の強い病気が流行ってる部屋に一緒に滞在したら100%うつしてしまうと思って、ヘルプ要請もできません。

唯一救いだったのは、夫は体力があるので、疲れ知らずのところがあって、私や長女が「疲れた。」と言って休むとすごく不機嫌になり、よっぽどの高熱が出ない限り(普通の生理痛などでは)ゆっくり休ませてくれないので、今回は熱も出たし、夫も同じ症状でどれくらい辛いか分かっているので、家事などは最低限で済ませられたこと。

両親がダウンすると、子どもはどうして良いかわからない

一番大変だったのは、長女は一番最初に発症し、回復も早く、もう元気になって幼稚園にも行っていたので、いつものように家で私と一緒にピアノやお絵かきをしたり相手ができなかったことです。パパがこんな早い時間に帰宅していると大喜びはするものの夫は全く寝室から動かず、5才の長女は「どうしてこんなにつまらないの?」と泣いていました。元気になった長女だけでも、実家が近ければ、1~2時間遊びに行かせてあげたいと思ったところです。

ヘルパンギーナの高熱後の「喉の痛み」は尋常ではない

2~3時間おきに熱をはかっていて、熱が下がり始めた頃、「もうピークは過ぎたね。やったね。」と夫と話していると、「なんか喉が痛いよね。」という話に。確かにちょっとイガイガするものの、長女は全くその後そのことを気にしていなかったし、と思ったのですが、次女は何も食べられないくらい痛そうだったことを思い出し、もしかしたら…と悪い予感が的中。

熱が下がった金曜の夜中から喉の痛みが激しくて本当に何も食らべれませんでした。でも、お腹はすごく空くんです。あんなに発熱して戦った後なので、きっと栄養あるものを食べた方がいいのですが、うどんもおかゆも食べられません。次女が牛乳ばかり飲んでいたのを思い出し、コーヒー牛乳をストローで飲んだら、これはわりと飲めました。

病み上がりのスクーリング。コンビニのそばが美味しかった。

この土曜日と日曜日、私はスクーリングがありました。

欠席することになったらどうしようと心配していたので、熱も下がりなんとか行けることにはなって良かったのですが、病み上がりで大変でした。

昼はコンビニで買ったソバが良い感じで、おにぎりは買ったもののやっぱり食べられませんでした。トローチも頑張ってくれた気がします。講義を聴くだけでなく、グループでディスカッションしたり、グループワークしたり、すごく充実した楽しいスクーリングだったのですが、病み上がりでなければもっと楽しかっただろうな~。

でも、なんとか参加できて良かった。

スクーリング2日目は、少し喉がマシになっておかゆを食べられるようになり、ランチジャーにおかゆを入れて昼食に持っていきました。

スクーリングは朝から19時近くまでで、2日続けて心配していましたが、なんとか修了。帰宅すると、次女がいっぱいご飯を食べていて上機嫌に。喉が良くなって、もう食べられるようになって、その週ずっと我慢してたものをすごい勢いで食べていました。

前にお友だちが子どもの手足口病がうつって、高熱が出てすごくしんどかったと言っていて、ヘルパンギーナも同様、子どもがかかる時はただの「夏風邪」なのですが、大人がかかると大変。

でも、かかってしまうんですよね。ちなみに、ヘルパンギーナに薬は無いので、子どもの熱が出たら『カロナール』で対処しましたが、ヘルパンギーナ自体の薬はないようです。喉の痛みを相談したら、「カロナールは痛みにも効きます。」と小児科で言われたので、次女にカロナールを処方しましたが、熱には効いたものに、喉の痛みには効果は無かったような気がします。「痛み」と言っても、神経の痛みとか、色々あるんでしょうね。

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