流産手術を受けた日のこと・金額
お腹が張って痛かったので、予定の日より前に病院に行き、血液検査をし、翌日に手術をしてもらうことにしました。
私の行った病院では金額はこんな感じでした。
日帰り手術(~8週) | 未産婦・経産婦(帝王切開だった人) | 15,000円程度 |
経産婦(経腟分娩だった人) | 12,000円程度 | |
入院手術(9~10週) | 1泊2日 | 35,000円程度 |
私は12,000円弱でした。
準備
- 前日夜11時まで飲食OK。それ以降は水だけ。
- 当日朝7時まで水かお茶ならOK。
- 同意書に夫と自分がサインをしてくる。
持ち物
- 生理用ショーツ1枚
- ナプキン3枚
入院当日の注意
- 病院までは送迎してもらう。自転車や車を自分で運転して来ない。
- 子どもは連れてこない。
- マニキュア・つけ詰めは外す
- 化粧、つけまつげも外す
- 貴金属類は外す(指輪も)
- コンタクト、メガネのケースを持ってくる
手術の様子
朝8時半 | 病院で受付 |
8:40 | お部屋に行って着替え |
9時 | 血圧測定、一休み |
10時 | 先生から手術後の説明 |
10時30分 | 点滴開始 |
11時30分 | 手術室に移動、麻酔、手術 |
12時 | お部屋に戻って寝る |
13時 | 目が冷める |
13時10分 | 看護師さんからもらったウーロン茶を飲む |
14時 | トイレに行く |
15時 | 夫が迎えに来て帰宅 |
一番心配していた子宮口を開くという痛い前処置は、経産婦だったからかやらなくて大丈夫で、点滴の針が一番痛かったかな。
あと、分娩台に上がって、足を固定されたと思ったら、麻酔が効いて、咳き込んだ瞬間、意識が消えて、あれが驚きでした。
それで、気が付いたら、なんか起こされて、「よいしょ」と車椅子に乗って部屋に行き、ベッドで寝る、というすごく静かな手術の流れ。
部屋で寝ていると、時々グイーンって音が鳴って、ビックリしたら、血圧を計る音でした。
手術後の注意
前日に手術について、注意や合併症について説明をされます。
5才の娘も一緒にいたので、子宮に穴が開く可能性があるという部分をちゃっかり聞いていて、それからずっと「ママ、穴があいちゃったらどうするの?」とそのことばかり心配そうに訊いてきました。子どもって話を聴いてるものなのですね。そういう場合には、大きい病院に救急車で運ばれてまた手術するから大丈夫だよ、と伝えました。
薬は子宮収縮剤と抗生薬の2種類処方されました。
当日の朝は手術前に、先生から手術後の注意点について話がありました。手術後だと、ふらふらしてちゃんと聞けないかもしれないからかな?
術後の注意事項はこんな感じでした。
- 4日後に診察に来ること
- 痛み、月経より多い出血、発熱など心配なことがあれば診察を受ける
- 術後の出血は7日から10日で止まる
- シャワーは翌日から。
- 軽い家事は4日目から。
- 勤務は7日目から。
- 入浴は7日目から。
- 性生活は14日目から。
- 次の月経は術後30日から40日で始まるのが普通。
- 術後は頭痛やめまい、肩こり、お腹の張り、気分が不安定になるので、無理をしないこと。
手術を受けてみて
流産手術を受けることに罪悪感のある人や申し訳ない気持ちになる人もいるようですが、私の場合はとにかくお腹が痛くて普通に生活できなかったので、手術をして、お腹の張りの痛みもひいて、元気になれて良かったと思いました。
そんなに大変な手術ではないと思うのですが、麻酔や薬のせいで、術後はやはりふらふらしました。あと、子宮収縮剤の薬を飲むからか、お腹がキューと痛くなることはけっこうあります。
なので、別に1日中、ずっと布団で寝てる必要も無いと思いますが、家でのんびりゆっくり過ごすのが良いと思います。