人一倍敏感な子どもとの生活

講談社 すこやか教室に入会したきっかけ

知育教室、学習塾には興味のなかった親

秋に近所のスーパーに行くと、英語のセイハ等と並んで講談社のすこやか教室の勧誘をしていました。うちは年中の娘がヤマハとスイミングをやっているのと、知育教室や学習塾系にお金をかけるつもりは全くないのでちょっと遊ばせるだけという感じで風船をもらうついでに話を聞いてみました。

小学校に入る前から平仮名や数の勉強をさせたりするのってどうなんだろう?本人が興味を持った時に親がその都度説明してあげるので十分じゃん!と思っていた私と夫。

すこやか教室の教材は高い

だいたい、この講談社の教室は教材費が高いんです。教室だけだったら「講談社」じゃなくてもできますもんね。教材は年間37,500円(一部割引適用)、体操教室のユニフォームが年間1万円するのだってちょっと考えてしまうのにこれは高いですよね。

「だったらメルカリとかヤフオクでいっぱい出品されてるからそれ使わせればいいじゃん。」と思ったら、「○○教室に通っていた、~~の従妹です。」と教室の名前と親戚の名前(従兄姉まで)を言わないとダメらしい。がーん。まあ、講談社がやってる教室だから仕方ないか。長女が使ったものを次女が使うと思えば良いのですが、その時やらせるかはまだ分からないし。

「少人数」に魅力を感じる

それでも、費用まで聞いてしまったのは、そこにいた勧誘スタッフの人が他のセイハなどの営業チックな感じとはちょっと違っていたのと(騙されていただけか?)、「1人からでも開講します。」という少人数制、自宅から徒歩で4分の立地、お母さんは送って迎えに来るだけで良くて授業は子ども一人で(ヤマハもプールもつきっきりでめちゃくちゃ疲れる)という点がたった2つの習い事でも送迎と授業をイヤイヤ期の下の子と一緒に受けるということで疲弊していた私には輝いて見えました。

ネットで口コミなんかを見ると微妙な感じのものもけっこうあって、特にクラスの中の人間関係についてのものが多かったです。うちのところは「5~6人」と書いてあるけど、「新しく開講したばかりなので、2人~3人くらいになると思う。1人でも開講しますよ。」とのことで、まだ誰も入会していないみたいだったし、前年度から続けている女子のグループとかに悩まされることはなさそう。

「習い事」というより「居場所」「大人の話し相手」をつくってあげたかった

その頃、子どもが言葉や数にすごく興味を持ち始めたので丁寧に教えたいと思いもありました。下の子と一緒だと何1つまともに説明できない。だったら2人一緒にお人形遊びでもしていてくれ、という毎日。

夫も余裕のある時は「最初に『あ』のつく言葉は何だ?^^」と子どもと遊んでいるけれど、忙しくてイライラしてる時は「もうママに聞いて!」と相手にできない。パパとママがこういう状態になってそれが何日も続いてしまうこともあります。

こういう時、実家が近い人はじいじやばあば、親類が週末やどこかで話し相手になってくれる人がいると本当にいいなと羨ましくなります。娘にはそういう人がいない。ここに毎週通えば娘のことをみてくれる大人がいて、その人が娘の大好きな「言葉」や「数」について話をしてくれるし、家からもめちゃくちゃ近いし、良いかも、とこんな感じの理由で私はすこやか教室に惹かれていきました。

おそらく、これくらい近い距離に「公文」があればそっちをやらせていたかもしれないし、他の少人数の知育教室があればそっちだったかも。いや、でもやっぱり「学習塾」だけでは惹かれていなかったと思います。

たまたま新しく開講されるから「まだ誰も入会していない。」「1人でも開講される。」というのが、出来上がった人間関係に入っていくのが苦手な娘には良いと感じたのかもしれません。

コスパ第1の現実的な夫が興味を持った部分

夫は入会には「教材費」「月謝」が公文より高いということで、あまり乗り気ではありませんが、週末の買い物ついでに一緒に話を聞きにいって、自分達が娘に教えようと思っても教えられなかったことを幾つか目にすると「1年やらせてみても良いかもね。」と言いました。

教えようと思っても難しいことというのは、例えば「左から3つリンゴを取って」と「左から3つめのリンゴを取って」という数の概念の伝え方です。「3時まで」と「3時に」というのも同じく。こういうことを夫は一生懸命娘と話そうとするのですが、だんだん夫も娘も疲れてしまい、「どうしてわからないの?」「どうして怒るの?」という風になってしまうこともしばしば。夫は「家ではすこやか教室で遊んで学んだことをお子さんが話す時に一緒に聞いてあげるだけでいい。」という先生の言葉にほっとしたのだと思います。

 

優しく賢い「話し相手」が必要

これだけでなく、毎日毎日娘が質問してくることに生活に必死のパパとママが優しく丁寧に説明するのは難しい。近所のおばあちゃんや、親戚の誰かがいて、「これはね、時計がね、」とおやつでも食べながら話し相手になってくれればいいんだけど、私たちはそういう環境にいない。娘に親以外の大人の話し相手がいてくれたら、きっとこういう知育教室には通わせずにプログラミングや英語教室に行かせていたと思います。

よく絵本や童話を読んでいても、小さな子が切り株に座って本を読んでいるおじいさんやおばあさんと話しているシーンがあります。人は考える時には誰かと話すことはすごく大切なんです。特に、小さな子どもは「なぜ」「どうして」があふれているので、それを投げかける相手が欲しい。長女はものすごく空気を読むので大人が忙しくしている時には絶対に邪魔をしません。「おりこうさん」にすることで、親は楽をしていますが、子どもはチャンスをいっぱい逃してきたと思います。活発で積極的な下の子が生まれて、さらに妹が長女の色んな機会をどんどん取ってしまうようになり、娘を一人1時間だけ安心できる環境に置いてあげたいとも思いました。「話し相手」。娘にとって私と夫だけではその相手は不十分。もっと丁寧に話を聞いてくれる人が必要だったのです。

実際入会してみて

入会してみて、毎月8,100円(7,500円に税金かけた値段)が口座から引き落とされるのは我が家にはちょっと高い買い物ですが、娘には大当たりでした。もしかしたら、もっと安くてもっと良いとされる習い事があるのかもしれないけれど、どんどん娘が元気になってくれて嬉しい限り。

「すこやか教室まだかな~?」と1週間が始まると訊いてきます。「今度は何やるのかな?」「すこやか教室好きー。」と安心しきっている様子。娘のクラスはもう1人男の子と一緒で2人クラスですが、全然タイプが違うので刺激し合って楽しそうです。初めは「一人でも良いな。」と思ったけれど、やはりお友だちがいるのも良いですね。

繊細な娘がのびのび自分を出せる場所

先生の感じも私の母(娘のばあば)よりもは少し若いけれど、雰囲気が似ていて、その先生の前では色んな冗談を言ったり、でも説明もしっかり聞いていたり。なによりも授業の後に親が迎えに行って今日何を勉強したか説明してもらうのですが、そこで自分の良いところ1つ1つを言葉にして褒めてもらえるのが娘のやる気の基になっている感じ。それは、幼稚園で「お子さんは給食を食べるのが遅くて」と言われ続けへこんでいた私にも自信をもらう機会になっています。

パズルなどは難しいものも時々あるけれど、どれも遊びながらできるものなので毎回楽しそう。娘は年中~年長向けの「はつらつ」コースですが、先日進研ゼミのチャレンジ1年生の体験版をやらせてみたら問題が似ていて解けるので「もう1年生になれちゃうよ~^^」と嬉しそうでした。数字や文字を正しく書くのとかはまだまだ時間がかかりそうなので、小学校入ってからでもゆっくりやってくれれば良いと思っています。

何はともあれ、娘が日々気になる色んなことを私が対応しきず、すこやか教室に入会してそこで知的好奇心を発散してくれるようになって良かったと思います。長女は生まれた時からまわりの空気をすごく読む子で、大人数や騒がしいところではすぐに疲れてしまうし、幼稚園でもなかなか自分を出せずに親も子も悩んでいました。

「人一倍敏感な子」”HSC” という言葉を知って私もやっと前向きに彼女の気質と向き合えるようになり、とにかく「良いところ」を伸ばしてあげたいという気持ちでいます。それで今「やりにくい」と感じていることを少しでも「楽しい」と思ってもらえるといいな、と。最初見た時には、あまり興味のなかったこのような知育教室が娘には「明るくなれる」という思わぬ効果を発揮し、お金はかかったけれど、とりあえずやってみるものだなと感じました。

講談社 すこやか教室