国際交流サークルを主宰した経験から知ったこと
小さな頃から海外の文化に興味があり、語学も好きな私は子どもが小さな頃に国際交流のサークルをつくり海外から来たパパやママと子ども達と家族で交流をしていました。
小さなマンションに住んでいる我が家ですが、料理が好きな夫と私はお客さんが来るのは嬉しくてよくホームパーティをしていました。
外国人ファミリーのおうちに家族で招かれることもありました。
日本人同士の付き合いと違い、「こういうことをしておくと良い」と思ったことや事前に伝えておくと良いことがあると感じたので今回ご紹介します。
1.時間のこと
日本に来て仕事や学校に行っている経験がある人は日本人の時間の感覚がわかる人も多くいます。
しかし、日本に来たばかりの人だと「食事は19時から」というメッセージだけだと、その1時間前から行って準備を手伝う必要があるのか戸惑う可能性があります。自国のように19時ぴったりに行っては失礼かもしれないと心配したり、言われた30分くらい後に行ったほうが良いか、実際に迷っていた友人達がいました。
なので私は「ディナーは18時から食べ始めます。あなた達は可能であれば、17時半から18時の間に来てもらえると嬉しいです。みんなが揃ったら食べ始めましょう。」と伝えるようにしました。
そして、終わりの時間も伝えておくと相手はどのタイミングで帰ったら良いのかわかるので気を遣わずに済むそうです。
小さなお子さんや赤ちゃん、受験生がいると、ホスト側もゲストにゆっくり過ごして欲しいと思いつつ、家族の状況も気になりますよね。
子どもが小さい我が家は招待する時に「私の家は子どもが22時前に寝るので、21時ごろ片付けを始めて皆さんとはさよならをしないといけません。」と伝えました。
夜遅くまでゆっくりおしゃべりするのが好きな人とは家族の生活リズムを崩さないように外で会うようにしました。
2.食べ物のこと
「日本食が大好き!」という人でも、刺身が苦手、焼き魚はもっと苦手など、色んな好みがいーっぱいあります。ゲストを招待したホストが一生懸命お料理しても「嫌い」なものは手をつけない人も多くいます。
それに、宗教や文化の違いで私たち日本人が普通に食べているものを「あまり良くないもの」と考えている場合もあります。
ラーメンは好きだけど、味噌汁は好きじゃない。日本人にはどれも美味しいのに外国人は好みが分かれる日本の料理。
「お寿司か鍋、どっちが食べたい?」などと聞いておくと良いと思います。そして、何の料理を用意するか伝えておくと安心してきてもらえるでしょう。
サプライズで秘密にしておきたい場合は、もちろん秘密で問題ありません。
楽しい食事の時間となるように、相手の日本食の許容範囲や好みを聞いておいて、こちらがどのようなものを用意するか伝えられる人は伝えておきましょう。
飲み物に関しても、ジュースよりも水が良い、お茶は飲まない、ワインは好きだけど日本酒は飲めない、などこれも好みが分かれるので聞いておくと用意が楽です。自国でビールを飲む人は、日本のビールも喜ぶ場合が多いです。
ホストもゲストもリラックスして過ごせるのが一番ですね!
留学生のホストファミリー体験談書いています!