留学生のホストファミリーをやっていて疲れてしまっています。

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こんにちは!めいです。

日々のモヤモヤやオドロキ、読んだ本をブログで紹介しています。

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目次

受け入れを希望したのに疲れ気味

悩み

留学生のホストファミリーが疲れる

今回はホストファミリーをやることについてです!

留学生のホストファミリーって楽しそうですよね。

実際、楽しいんですよね。

やって良かったと思うことも多々あるので続けてやっているのですが大変なことがあるのも確かです。

実際やってみて大変だと思う3点はこれです。

  • 忙しい
  • お金がかかる
  • 気を遣う

有償の受け入れもありますが、高校生の留学生を長期受け入れる場合は無償の場合が多いです。

日本の高校へ通うための学費は学校自身が出してくれますが、日々の食事や家族との旅行代はホストファミリーが出します。

4人家族に子どもが1人増えるなんてそんなに生活費が変わらないと思える時もあれば、物価上昇で毎日の食費も高くなりがちですし、我が家は旅行は行かない方ですが、お出かけの時の食費や入場券など高校生が一人増えればもちろん普段よりはかかってきます。

私は、子どもが2人いるので、もう1人増えても同じと思い、軽い気持ちで日本に来ている留学生のホストファミリーをすることにしました。

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実際やってみてわかること

ホストファミリーをやってみると驚くことが多くあります。

外国人の友人が多く、留学経験もある私も驚くことの連続です。

「外国から来たから文化が違う」という文化のカルチャーショックは想像していたのですが、私が驚いたのはそれとは違うことです。

当たり前ですが、留学生は国やその子の性格、日本に来た理由、日本語レベルが違うので、出会う子によって印象は様々です。

でも、留学生は日本にある程度興味があって来る人たちなのだと思っていました。

それと、日本語も習得したいだろう、日本人の友達も欲しいだろう、と勝手に想像していました。

自分だったらそう思うからです。

若い留学生に限ったことかもしれませんが、日本への興味や留学へのやる気は個人差がありすぎます。おそらく親や学校の勧めで留学する子もいる年齢なのでしょう。その辺りは、事前に渡されるプロフィールの書類では私たちは知ることができません。

実際に生活しながら、その子の気持ちを聞いていると「あれ?じゃあ、なんで留学したの?」と不思議に思うことがあり、よく聞いてみると本人の希望ではなかった、など色々出てくるわけです。

アニメや原宿など日本のサブカルチャーに興味があって来た留学生でも、日本のリアルな生活を楽しむことができない人たちもいます。

「思ったのと違う」という留学生の気持ちと、私たち大人は「それを乗り越えていくのが留学じゃない?」と思ってしまうんですよね。

長期間滞在する間に色々な楽しい出来事もあって、若い留学生達は来日時と変化していきます。

来たばかりに不平不満を言っていたことを思い出して話すと「なんであんなこと私は思っていたんだろう!」と不思議そうに言います。

そういう彼らの変化、成長を楽しめて、温かく見守れる人にはホストファミリーは向いていると思います。

逆にそこまで面倒みるのはちょっと・・・という人は週末や連休の短期間のホストファミリーをおすすめします。

若い留学生たち

若い留学生たちがわざわざ日本に来てやりたいことは何でしょうか?

日本語の勉強?

母国の紹介?

ホストファミリーと会話?

私が見る限り、日本の便利、親切なサービス、美味しいものを安く堪能することです

本気で日本語の勉強に来ている子はすでに母国で日本語の勉強をある程度してきて、それで日本に来ています。ひらがな、カタカナもままならない状態で日本に1年も来ている場合は「遊び」の気持ちで来たのではないかな、と思ってしまいます。

「旅行だとすぐ終わっちゃうけど、留学だから長い期間いられる。旅行よりもボランティアのホームステイだから費用はかからない。」という感じの子もいるかもしれません。

でも、「遊び」も悪くないですよね。

よく聞くのは「自国にいた時は本当に忙しくて大変だった。留学の1年は自由にのんびりできる。」という言葉。日本から海外に留学するときにも「視野を広げる」という目的で行く人は多くいます。

自国の考え方にとらわれず、自由に1年過ごしたいと思うのはどこの国の若者も共通しているかもしれません。

確かに留学は視野を広げる良い機会。

強制されることも自国よりは少なくて良さそうと想像して来たのかもしれません。

無償のホストファミリー

ただ、ここで問題なのが彼らを受け入れているホストファミリーは無償で受け入れているとなると、遊んでばかりいる留学生を見てがっかりする人もいます。

日々汗水たらして働いている堅実な一般家庭。

物価が上がるのに、賃金変わらず、働いても働いても生活は質素なまま。

それでも、若い子達のために何か力になれたらと思って、狭い日本の家に留学生を受け入れているボランティアのホストファミリーです。

私も毎回彼らの変化や成長を見て「よく頑張ったね」と1年無事終わることをありがたく思うのですが、受け入れが決定する前に団体さんから見せていただく書類に「日本では勉強したくない。楽して過ごしたい。」なんてことが書かれていたら、きっとその子を受け入れる気にはなれないと思います。

書類に日本に来たら頑張りたいことが書かれていて、応援したいと思うから、受け入れようかなという気持ちになるんですよね。

実際はどの子も良いところがあって、変化や成長を経て、国のご両親も喜ばれるだろう素敵な国際人の卵となって帰国します。

私がお金をいただいて留学生を受け入れる学校や寮母をしていたら、なんて素敵な仕事だろうと家族にも理解されると思います。

でも、私一人ではなく、家族や地域、学校のみんなと「受け入れ」をする留学生。

あまりに受け入れ側が疲れてしまう状態が続くと、ホストファミリーやホストスクールは減ってしまうのでないかなと心配です。

日本人は優しいので、学校もファミリーも最後まで面倒をみてくれるところが多いです。 

先生やファミリーも「若い彼らは今は気づいていないけど、いつしか日本で受けた優しさを世界に還元してくれる!」と信じてるのかもしれません。

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