通信制大学

大学に行きたいと思った主婦の話

遠い遠い社会への道

地方に来て専業主婦になってしまうと、どんな仕事がそこで出来るか考えます。

私は高卒なので、スーパーのレジ打ちなどのパートはできるのですが、もう少し自分の得意なもの(語学やパソコン)を活かせる興味のある分野の仕事がないか探すことがあります。

仕事内容がそこまで難しそうでない。フリーランスで仕事をしている近所の方から「これちょっと手伝ってくれない?」とお金をいただいてお手伝いしたことのある仕事と似ているものもあります。でも、なかなかそういう求人に応募をする勇気がない。

私にとって勇気の出ない大きな理由の一つに「大卒・短大卒」という条件をよく見かけるからというものがあります。「高卒」だと、そういう仕事にはエントリーすることができません。実際に、「私はこれまでこのようなことをやってきました!」と自分のキャリアについて知ってもらえるような資料を作成して、ファイリングして売りこみに行けば良いのですが、そこまでやる気力も私にはありませんでした。

だいたい、よく分からない地方で孤独に子育てをしていた自分は出産直後、そんなことを考える余裕がありませんでした。

でも、最近は子どもが少し大きくなり、「私も社会でやっぱり働きたい。」と考えるようになりました。

ビザとなる大卒資格

私も夫も、自分の子ども達に有名な大学を卒業して欲しいとは思っていません。

私の両親や夫の両親もそれなりに学歴があるからか、「学歴」というものに関心がありませんでした。でも、どちらの両親も子どもがやりたいこと、興味のあることにはかなり投資をしてくれました。

高卒の私も大学には行かなかったものの、普通の人ができないような経験をいっぱいさせてもらいました。それには感謝しているのですが、でも、地方で仕事を探しをするようになった今、どうして人々が「学歴」にこだわるのか少し分かったような気がします。

学歴は、その人の能力を簡単に保証してくれる一種のパスポートのようなビザの役割を持っていることに気づきました。それが人の能力を証明するものとして、正しいか否かは置いておいて、私の住む田舎の地域ではそのように扱われている部分があります。

特別なことを披露しなくても、それが「有る」という事実で自分を認めてくれるものなのです。特に高校や大学、大学院が名の知れている県内トップと言われるような学校を出ているだけで、その人は優秀だと思われます。私は東京にいる時はそのような価値観は全くありませんでした。偏差値も全く信じていませんでした。こういうのは、そのような塾に行って、それなりに勉強すればほとんどの人が上げることのできる、ある意味「簡単」なものだと思っていたからです。生まれもっているIQとは違って。

でも、その「簡単なもの」をなぜ上げようとしないのか。「大卒」だって、通信制の大学で取れるのだし、資格の必要な専門的な仕事もやってみたいのなら挑戦してみたら良いのに、と自分自身に思うようになりました。

この他にもいろんな思いや理由があるのですが、2018年の冬にやっと入学願書を提出しました。

通信制大学で失敗した経験

私は、結婚前に働きながら通信制の大学で英語教師を目指して勉強していたことがあります。今回、願書を出すのは2回目でした。

その大学は、結婚して引っ越したのをきっかけに退学。

その頃の私は「生き抜く」ことに必死で、大学の選び方もかなり安易でした。大学も、今勉強している大学に入学して、驚くほどいいかげんでした。本当に今回良い通信制の大学に出会えて良かった。あのまま、あの大学で無理に卒業しなくて良かったと思いました。

東京にいた頃に学校の選び方でも、勉強の仕方でもかなり失敗したので、今回は自分のそういうダメな部分も十分把握した上で大学の説明会に行きました。

前に在籍した大学とは異なる新しい手法を取り入れている大学のやり方に魅力を感じました。オンデマンドの活用した授業は、子育て中の私にはありがたいし、何よりも事務面がとてもしっかりしていた。

通信制大学で学ぶ場合、事務面はとても重要です。大げさですが、何よりも一番大事だと思います。分からない時に問い合わせをしたり、何か大事な手続きをしたり、通学している学生が窓口で何気なくやっていることが通信制大学の学生にはとても面倒です。

だから、事務の職員がどれくらい誠意をもって学生の対応をするか確認してから入学するのが良いと思います。私は願書を出す時に「いくつか確認したいことがあり、お電話しました。」と入学希望の通信制大学の事務の方から電話があり、とても丁寧で「ここは間違いない。」と感じました。

その後、入学してからも何かの度に事務手続きがありますが、市役所に協議してくれたり、本当に学生のために親身になって対応してくれています。

その前に行った放送大学の説明会でもらったきっかけ

はじめは、放送大学の説明会に行きました。大卒の資格を得るだけなら、放送大学でも可能です。

出産後少し落ち着いてから放送大学の説明会に行きました。

費用の面や職員の方の応対も良くて放送大学も悪くないなと思っていたのですが、シラバスを見るとなんとなく学んだことのある教科が多くて、わくわくする感じはあまりありませんでした。

シラバスの学科たちに親しみがあるので、「面白そう」と思う反面、「学士」大卒の資格だけを取るために勉強するのはなんか勿体ない。

もし自分が大卒であっても、社会人として勉強したいと思えるような専門的な勉強がしたいと自分が思っていることに気が付きました。

それと、学んだことが仕事につながる科目のある大学にしようと考え、別の大学の説明会にも足を運びます。そこで今回の大学に出会いました。

未知の分野にトライ

私が選んだのは福祉の科目のある大学です。

通学過程と通信課程があり、通信課程は社会人がほとんどのようです。東京で前に在籍していた通信制大学も福祉の科目もありましたが、私は英語教諭を目指すコースにいたので取る授業も全然違います。

知らない分野を学ぶからこそ事務手続きは100%安心していたい

全体の説明会の後で個別の質疑応答があるのですが、そこで全てのスタッフが親身に分かりやすく説明をしているのを見ました。

通信制の大学で学生がつまづく部分は事務面です。手続きが分かりにくいことは、卒業が危うくなる最大の原因だと私は考えています。

大事なことを事務手続きが面倒だからといって、後回しにして、結局締切が過ぎて、来年度になり、卒業が遅れてしまうという負のスパイラルがはびこっています。

私が在籍した前の大学はこの辺がまさに負のスパイラルで、これにハマって思うように学生生活を送れない人がいっぱいいました。

教材、試験、スクーリング、とにかく資料や物は送られてくる。お金もどんどん口座から引き落とされる。でも、単位は入っていないし、自分の身もついていってない状態。

今回の大学は、願書を提出するとすぐに電話がかかってきて、「卒業された○○学校というのは専修学校ではありませんか?もし、専修学校であってそこでの単位もあれば認めることができるので一度学校の方に問い合わせてみて下さい。」と願書の受付センターの方から話がありました。

結果的に私の学校は各種学校だったので単位認定は無理だったのですが(にも関わらず、単位認定書を申請してしまったおバカな私)その間の何回かのやり取りも全て別の人だったのに連絡がきちんとしてあって、一から説明しなくても済み、スムーズでした。

インターネットを活用した授業

前の大学はスクーリングはもちろん単位認定試験にわざわざ都内の会場に足を運び試験を受けなくてはいけなくてそのスケジュール管理が仕事をしながらだと大変でした。

今は二人の子どもがいるので週末は運動会や入園式、旅行、毎週予定が入っています。土曜に英語のスピーチの勉強会にも行っているのでどうにかして両立したい。

単位認定試験もインターネットで受けられると知り、めちゃくちゃ良いと思いました。

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