
【プロフィール】
子どもが2歳の頃に通信制大学に入学
通信制大学2年目に福祉関係の夜勤の仕事を始める。
大学卒業し学士を取得。パートを続けている。
子どもが2人とも小学生になりました。
2人とも徒歩で通える公立の小学校に通っています。
長女はHSCの気質があり、幼稚園の頃は不登園になったり転園し、子育ては大変でした。
そんな私が公立小学校に子どもを通わせながら感じる「公立の良さ」を書きたいと思います。
公立小学校は社会の縮図!
娘達の通う小学校はまさに社会の縮図とも言える多様な人が集まっています。
それが公立小学校の良さだと思います。
あと、自宅から近いこと!経済的な負担が少ない。
子どもももちろんですが、親達が普通では出会わないし、一緒に活動することもないだろう人たちが多いです。
そんな人たちと一緒に毎日生活するのはお互いに大変なこともありますが、私は子ども達にとって良いことだと思っています。
「こういう人たちが地域にいるんだ!」と子ども達も親の私も気づけたのが公立の小学校でした。
田舎なので地域に私立の小学校やインターナショナルスクールは無く、経済的に余裕があってもなくても公立の小学校に通わせている人がほとんど。
ブランドものを着ている子、高そうな外車に乗っている子、家にセコムがついている子、「きっとお金持ちなんだろうな〜」と大人がみると感じても、子ども同士はテレビや好きなアイドルの話で盛り上がっていて、それがどこのブランドだとか話題に出てこないそうです。それよりも、地域で行われるお祭りやニンテンドウのゲームの話が楽しくて仕方ない様子。
育った環境や親の価値観がちょっと違っていても、スポーツや好きなことで話が盛り上がり仲良くなれる!友達ってそうやってつくっていくんだと子ども達が学んでいることがわかります。
もちろん、いじめのような問題はあります。親が学校まで一緒に登校に付き添ったり、ボランティアに参加している人が多いと、クラス内で心配なことがあった時に当事者だけでなく他の父母も気にして学校に行った時には様子を見てどんな感じだったか報告してくれたり、先生にも話してくれたり、そういう親のつながりによって、問題を深刻化させないで済んだケースも多々ありました。距離的に学校に近い、ということの良い面を感じました。
もし、自宅のすぐそばに私立の学校があり、自分の子が受験を望んでいて、我が家の経済状況が豊かであれば、私立小学校も魅力的に感じていたと思います。
結果的に、現在の生活状況と環境から公立小学校に通うことが現実的だと判断し、通っている我が家ははじめから「公立小学校がとても良い!」と思っていたわけではありません。
「仕方なく」といっても良い「現実的な選択」だから通っているわけですが、思っていたほど悪いところではないです。
費用、自宅からの距離、多様性、良いところもあります。
悪いところ?それは、もちろん挙げたらいっぱいあります。
私の子ども達が通っている学校はたまたま古く、設備も整っていない、先生も辞める人が多い。
本当に色々心配なことがあります。
そこを気にしないようにするための策はまた今度書きたいと思います。
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