うまくいかなかった最初の幼稚園選び

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こんにちは!めいです。

日々のモヤモヤやオドロキ、読んだ本をブログで紹介しています。

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長女の最初の幼稚園

長女は生まれた時から本当に優しく穏やかで静かな子でした。

出産後の入院中も看護師さんから「この子は体力がないからミルクを飲む力が足りない。」と言われたり、風邪をひいた時には小児科で「肺活量が普通の子の半分くらいしかない。」と言われていました。

とても穏やかな性格の長女から私と夫は癒され、毎日かわいい笑顔で元気をもらっていました。

幼稚園選びで我が家の第1希望は近所のL幼稚園。小規模のキリスト教で、最近校舎が新しくなったのにも関わらず授業料が1万円。市内では最も駅に近い場所にある幼稚園であり、人気の幼稚園でした。

特に車を運転できないママ達の中では「ここで無かったら、他にどこに入れられるの?」という最後の砦のような場所。

その頃、第二子を妊娠していた私は切迫流産になり、「トイレ以外、動いちゃダメだよ。」と産婦人科の先生も言われる状態。幼稚園の見学に行かなくてはいけないのにそれが出来ない!

そんな時に第1希望のL幼稚園に入園するには「2日前から徹夜で並ばないといけないらしいよ」という情報がママ友達から入って来ます。

家族に卒園生がいる子どもや現在通っている子の兄弟が優先されるため、地域の枠で入れる人は8人。そんな兄弟枠あるんだ?まあ、一緒の園に通った方が親も楽だもんね。

でも、卒園生枠って何なの??良いのか悪いのか、自分がそれに該当する者であれば「ラッキー」または「当然」と思っていたかもしれませんが、県外から来たママ達はこれについてモヤモヤしていました。

その人気園の園長先生にどのようにしたら入園できるのか聞いたところ、例年入園希望者は2日間徹夜で並んでいると聞いたとのことでした。

3世代で住んでいる家庭が多い地域なので、子どもは祖父母に任せて、パパとママで代わりばんこに2日間、夜中も通して並ぶそうです。

我が家は核家族で、夫が夜遅くに帰宅。さらには切迫流産の私がそんな2日間も子どもを一人で留守番をさせて並ぶなんて出来ません。ここでL幼稚園には縁が無いと諦め、別の幼稚園を探します。

次に我が家から近く、バスで通園できるF幼稚園。

園庭が広く、人数も多いマンモス幼稚園で心配でしたが、ここで雑多とした環境で揉まれ「元気いっぱい」の子に育つかもしれないとプラスに考えることにしました。

小学校に上がり、L幼稚園の卒園生が多く、ママさん達にどうやって入園したか訊いてみると、九州や関東から祖父母にその週は来てもらって、ママが頑張って並んだ人。親が園長先生の友人で頼んで入れてもらった人など色々な方法で入っている人がいました。

私が真似できる方法ではなかったので、入園できなくて仕方ない!と諦めつつも、モヤモヤはしていました。

されに、最初に入園したF幼稚園では色々あり、結局年長からB幼稚園に転園しました。

今思うと、最初の幼稚園で長女が苦労した2年。

私に色々なことを考えさせてくれました。

長女の繊細なところをこんなに私が悩み、本を読みあさった日々。

これを読んでから子育てをしやすくなりました。

著:エレイン・N・アーロン, 翻訳:明橋 大二
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子どもについて考えたり、色々なところに連れて行き地域の人たちと親子でいっぱい話したり、そんなエンジンを私にかけてくれた出来事でした。

結果的に学ぶことが多かったし、楽しい幼稚園にも転園したので良かったのですが、初めから、もっとスムーズに「楽しい生活」を子どもにはさせたかったという思いもあります。

でも、肯定的に受け止めたいので「悪い」思い出ではなく、「頑張った」思い出として、我が家の中では上書き保存されています。

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